きままにあるこう -289ページ目

青春

冬ソナは見ていない。

けど、なんであんなにたくさんの人が夢中になるか、
なんとなくわかる気がするの。
あのドラマは、青春なんだよね、きっと。
青春時代って、本当に大切なものだったんだなって、
あらためて思う今日この頃。
青春は終わったっていうと、友達に怒られるんだけど、
今が一番幸せだとしても、無邪気に恋愛してたあの頃は、
もう2度と戻ってこないと思うんだ。
人生をもう1度やりなおしたいって強く思う。
それは、別に今を悔いているわけではなくて。
もう1度やりなおしても、今の旦那と結婚して、娘を産みたい。
ただ、その前に戻って、もう1度自由に生きてみたいって思う。
無我夢中で好きな人をおいかけて、胸がぎゅーってなる感覚。
あの感覚を体験したいの。
学生時代を思い出すと、にやけてくるんだよね。
あーばかだったなぁ、とか、あー楽しかったなぁ、って。
友達と学校帰りに、コンビニ行って、
ゲーセン行って、カラオケ行って、
好きな人の話ばっかりして、きゃーきゃー言ってた頃。
キラキラした思い出。
将来の心配とか不安とかなくて、ただ、今日のことだけが楽しくて。
時間なんていくらでもあって、一人でいるのがいやでいやで。
楽しかったなー。
思い出すと、涙がでそうになるの。
それは、悲しい涙ではなくて、なんていうか

卒業式にながした涙みたいな、
過ぎてしまったけど、楽しかったなっていう。
あんなに輝いていた青春時代をもう1度体験したいって。
そういう気持ちが、ドラマとか映画とかに
はまらせてしまうんじゃないかな。
だから、友達って大切だよね。
自分を青春時代へ戻してくれる。
楽しかった時を共有できる友達。
結婚して、出産すると、どうしても疎遠になるけれど、
つながっていたいと思う。

キラキラした思い出。忘れないでいよう。

のせるORのる?

子供を産んでみて、最初に考えたことは、
これからしばらく、


自分の人生に子供をのせるか、
子供の人生に自分がのるか、


どちらにしようかということ。

子育てをやっていると、
時々本当に育児ノイローゼじゃないかしらって思うほど、
気がめいることがある。そういう時に考えてみたんだけど、

子供のために生きるっていうのはあまりに重圧がありすぎる。

だから、自分のペースに子供をあわせちゃうか、または、
子供のペースに自分がのっちゃうのがいいと思ったわけ。

たとえば、買い物とか、お友達と食事とか、どこへでも子供をつれて楽しむ。
自分の楽しいことに、子供も一緒にのせちゃおーっていう。
でもね、うちの場合はそれが無理だった・・・

なんせ、娘ときたら、ひどく神経質で、人見知りで、とてもじゃないけど、
外へ娘と2人で出かける体力がなかった。
そこで、私の場合は、子供の生活に完全にのっちゃいました。

赤ちゃんグッズを吟味。洋服をコーディネート。絵本を熟読。
そしたら、結構楽しいんだわ。これが。

おかげて、ベビーカーは3台目。
洋服は、私なんかよりもずっとおしゃれでたくさんあって。

ぬいぐるみ専用棚、

絵本専用本棚まで設置。

凝り性なのか、あきっぽいのか微妙だけど。
とにかく、ありとあらゆる育児グッズをチェックして、試して。
その充実ぶりは、旦那様もあきれるくらい。

今では、


「あの絵本とってきて!」
「あのぬいぐるみとってきて!」
なんて言うと、
喜んで持ってくる。(旦那には、調教と言われてるが・・・)

だけど、子供の楽しいことに自分がのってみると、
お互い楽しいし、幸せな気がする。

なんでも、楽しまなきゃ損だ。
そのうち、もう少し大きくなったら、
今度はママにつきあってもらうとしよう。

今まで生きてきたなかで、

こんなにがんばれる自分がいたことに驚きつつ、
毎日散歩して、公園に行って、のほほーんと
しゃぼんだまなんてやってる自分が、結構気に入ってるんだなぁ。

得!?

女って損!?ってばかり思っていると、憂鬱になるので・・・


得ってことを考えてみる。

ズボンとスカート両方はける。お化粧できる。

ケーキバイキングとかに行ける。出産できる。

うーん。これくらいしか、とっさに思いつかない。

けど、子育てが落ち着いたらパラダイスなのかな。

友達とランチしたり、旅行行ったりできるもんね♪


てことは。つまり、えーと、あと10年~20年後!? 長っ。

そんなに待てないので、私は娘が幼稚園に入ったら、

何か仕事か趣味を見つけるつもり。

仕事をばりばりやるのもよし、家で専業主婦するもよし、

実は女ってどちらも自分次第で経験できるのよね。

つまり、男の人よりも得なんじゃない!? 

男が専業主夫っていうにには、まだまだ偏見ありそうだし。

女のほうが、選択が自由で、いろんなことを好きにできるんだよ。

いいじゃなーい。

私の親しい友達は、まだ結婚してない子のほうが多いんだけど、

みんな口をそろえて言うことは、

結婚できなくても、子供がほしい。

けどねぇ。子育てを経験して思うことは、一人じゃ子育てできない。

誰かの助けがなくちゃ。それが、夫でなく、じいじ、ばあばにしろ。

一人でする子育ては本当に大変だと思う。

それに、子供の成長を分かち合う相手がいるってことが幸せだと思う。

たとえ、ぐうたらのんきな旦那でも、寝返りできた!すわった!立った!

って一緒に喜べることが幸せ。

その、子供の初めてのできた!瞬間を見ることのできる私は、得かな!

っと思ったりして。

結局、損得なんてどうでもいいんだけどね。

人生をうんと楽しむことが大事なんだ。

それには、男が、女がなんてどうでもいいことなのかも。

けど、やっぱり愚痴は言わせてもらうので、あしからず。

体質改善!?

出産してから、なんだかすべてが変わった。
前は、神経質の反対。
まったく無神経といっていいほどで、部屋が汚くたって全然平気だった。
なのに、今ときたら部屋がちらかっているとイライラする。
ほこりなんか気になっちゃうし、お風呂場のカビなんか見たら大変。
ごしごしごしごし。
なんか別人になっちゃったみたい。洗濯なんて週に1回だったのに、
今なんて1日2,3度は当たり前。
不思議だよねぇ。体質変わっちゃうんだから。
そして、愛してやまない旦那様。
あんなにつくすのが楽しくてしかたなかったのに・・・
今じゃ、娘につくしても、旦那は後回し。(ごめんね。)
スーパーで重い思いして買ってくる買い物。娘の為に牛乳買ってきて、
それを旦那ががぶがぶ飲んでる姿を見ると、
ちっ。重かったんだぞ。って思っちゃったりして。
いやぁ、不思議だよねぇ。私だけかしら?
でも、本当に母になってみて、体質が変わった。
見られてるしね。真似されるしね。
模範にならないとっていう気持ちもあるから。
こないだも、オムツがえしてそのオムツをぽいっと投げてたら、
娘が真似してぽいって投げてた。
いけなーいっと思い、ごみ箱に捨てる練習させたら、
なんとか捨ててくれるようになったけど。
脱いだ服をイスにかけたままにしてたら、旦那が真似してイスにかけてた。
いけなーいっと思い、たたんでしまう練習させたけど、だめだった・・・
うちは子供が2人(旦那と娘)いるから、
模範でいなくちゃいけない私にはプレッシャーが。
きれい好きになったことはいいことだけど、
旦那様のあつかいが悪くなったことは良くないかしら。
でもねーーそればっかりはねーしかたないよねーあははは。

無償の愛

親の愛っていうのは、無償の愛なんだそうだ。

1.報酬のないこと。また報酬を求めないこと。
2.代金を払わないでいいこと。ただ。無料。

辞書で調べるとこうあるように、みかえりを期待してはいけない愛なんだ。


つまり、ここまで散々書いてきたぼやきは、これですべてまとまってしまうの。
結婚して、子供を産んで、育てているのは私が望んでしていることであって、
誰かにたのまれてしていることでもなんでもない。
そして、そのことに対して、報酬を求めてはいけないんだ。
そう考えてみた。


だからね、娘に過度の期待、おしつけは絶対にやめようって思ってる。
産まれた時から、一人の個人として存在してるんだよね。


私の娘ではあるけれど、私は親ではあるけれど、
感謝されたいって思ってはいけないんだなぁって。


子供を産んだときに、私の人生は終わるんだって思ってた。

これからは、娘のために生きる人生であって、私自身のための人生は
終わりなんだって、でもちがうんだよね。


平行して走っては、いるけれど、同じ道をいつまでもいくわけではないんだもの。
そのうち、ひとりで走って行ってしまうんだから。

だから、私は、いつまでも私自身の人生にも輝きをなくしてはいけないんだ。


そういう風に思うと、今は1歳5ヶ月の娘がわがまま言ったって、
反抗したってしかたないんだって思えてくる。


だって、一人の人間なんだものね。私の思いどおりになんてなるはずがない。
あーーー、いつかは離れていってしまう。

まだ1年だけど、これからまだまだ長いけど。

離れていく寂しさを今から思うと。
なんだかなぁ(涙)


そこへ旦那様の顔が。
そうね、あなたがいるわな。たよりにしてますわ。